数式関連の小技集です。
まず、場合分けを表現するための環境です。たとえば、次のような例を考えてみましょう。
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さて、このような環境はLaTeXの内部ではarray環境を応用して作られています。そこで、これにならって、数理計画問題を書くための環境を新たに作ってみましょう。
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次は、数式環境にまつわる空白に関してです。 インライン数式$...$環境では、地の文と区別するために、その両端に余白がとられます。ところが、「第i 部材」と書きたいような場合に、この余白は除きたいことがあります。日本語の文章ではほとんど気にならないのですが、英語ではこのスペーシングは重要です。 もう一つ、単位つきの数字について考えてみましょう。たとえば、「20 u」というような場合です。この場合には、数式環境内で、数字と単位の間に空白を空ける必要があります。 |
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(2001.8.15) |